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こんにちは!山岳部です!
今回はクライミング遠征をしたので岩行記としてまとめようと思います。
書き手は梶村がお送りします。
最近はよく聞くようになった言葉ですが、クライミングと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
こんな感じ?
これはボルダリングと呼ばれるものでザイル(ロープのこと)を付けずに行うものです。
私たちが今回行ったクライミングはボルダリングにとても似ていますが唯一と言っていいほど違うのは、ザイルを付けて登り、もう一人がそのロープを使い安全確保をするというアルパインクライミングであるという点です。
ちなみにこんな感じ↑
クライミングについては今度わかりやすくまとめます。
ここで出てくる単語等も最後にまとめます!
本編です
今回は福岡県八女市にある日向神というエリアに行き、ハナタテ岩と日向神の道端エリアを登りました。
7時に福大を出発し、10時頃に奥日向神キャンプ場に着きました。
そして上の地図の上方向に進んでいきます。道端エリアの横を通り過ぎ、川を渡り、取り付きまで山登りです。30分ほど登ると取り付きに着きました。
今回はOBのお二方にサポート、指導していただきました。いつもありがとうございます!
ハーネスを付け、ギアをそろえ、ザイルを付け、と準備を進めます。
今回は2ピッチでした。OBと現役の組み合わせで登ります。
(こんな感じです。思ったよりも暗くてわかりづらいですね笑)
ちなみに岩面はスラブで、傾斜は40度~45度ぐらいでした。
1ピッチ終了点です。写真は私です。なかなか高度感があり楽しかったです。
ちなみにこの日向神というのは本当にクライミングルートがたくさんあり、写真に写っている岩面も登れます。
そしてせっせと2ピッチ目も登ります。
終了点に着きました。
写真を見ると、主将の隈本君が登ってきてますね。
今回はダブルロープで登りました。そのまま懸垂下降をして降ります。
無事に下まで降りてきました。
片付けをして下山します。
3時半頃、日向神の道端エリアにあるスラブ面で練習しました。
こんな感じです。
前回来た時に登れなかった5.9と5.10aを落とせたので嬉しかったです。
今回も楽しく、また学びのある遠征となりました。特にザイルワーク及び管理です。
これからもっとパワーをつけて難しいルートを登れるようになりたいです!
Ö単語の紹介
登山用語はなかなか聞きなれない単語が多いし、色んな言い方ありなんてこともありますから、あまり気にしないで行きましょう笑
ザイル…ロープのドイツ語。多くが1本50メートル。シングルと呼ばれるものは幅が約10mm、ダブルは約8mmです。シングルは主にスポーツクライミングやリードクライミングで使われます。ダブルは今回のようなマルチピッチクライミングでよく使われます。
安全確保…これは「危険から身を守れ!」ということではなく、岩を登っている人がミスをしても落ちないようにザイルを使って補助をするということです。ビレイや単に確保ということもあります。山岳部ではATCというビレイデバイス(確保器)を使ってビレイをしています。
取り付き…クライミングを始める地点。出自は不明です笑
ハーネス…ザイルを付けたり、ギアを付けたりする大事なもの。
ギア…リードクライミングで必要なヌンチャク(クイックドローともいう)や確保器、懸垂下降で必要なエイト環やスリングという何にでも使える細いひもなど様々なものを総称してギアとします。
ピッチ…登り始めてから安定するところ(終了点)までを1ピッチとし、ピッチがたくさんあるルートをマルチピッチと言います。岩をどんどん登っていくときの高揚感、高度感はなかなか味わえない気持ちにさせます。
スラブ…90度よりも角度が小さい岩壁。イメージとしてはすごい急な坂道です。スラブは腕力というよりも足を使ったバランス取りが大事だなと思います。ちなみに反対の90度よりも角度が大きい岩壁をハングと言います。これは腕力が大事になると思います。ハングの壁は部室にありますのでぜひ体験にいらしてください。
懸垂下降…岩場の終了点や高所からまっすぐ下に降りるときに行うもので、イメージは消防隊の人や自衛隊の人がヘリやビルから降りるあんな感じです。懸垂下降には様々な方法がありますが山岳部では主にエイト環を使っています。
グレード…5.9や5.10aが何かというとルートの難易度になります。日本では5.~と言った米国式をよく使いますが他にもヨーロッパ式やオーストラリア式、ボルダリングでは日本式(級と段)が使われています。ちなみに5.10aは初級者ぐらいですね笑
最後におしらせ
現在、山岳部では新入部員を募集しています!
山が好きな方、自然が好きな方、体を動かすのが好きな方、そしてここまで読んでくれたあなた! 私たちと一緒に山登りしましょう!! ツイッターでDMしたり、来年度の部活動勧誘でブースに顔を出してくれたり、コンタクトを取れる機会はあります
山岳部では山登りのほかにもロッククライミング(部室にもあるよ)や沢登り、アルプスへの遠征などもします!!質問などありましたら是非気軽に声をかけてください!未経験者でも私たちが全力でサポートします!!!